国試の不適切問題はどうやって判定されるの?

こんにちは

OT3期生の村岡です。

2月28日に第46回PTOT国家試験が実施されました。
(その時の模様は前記事を見てください)


今回は皆さんの「知らない世界」をご紹介します。

ちなみに皆さんが受験した時には不適切問題の発表はありましたか?

実は3年ほど前から、厚労省は合格発表と同時に全問題の正答を公表しています。
(もちろん今年も3月31日に厚労省HPに問題及び正答が掲載されます)


その際、不適切問題の発表もあるのですが、事前に厚労省へ「この問題が不適切と判断いたします」と答申するOT協会の委員会があるのをご存知ですか?


それが今回ご紹介する「国家試験問題検討委員会」です。


なぜ、そんな話題を?と思われた方

ビックリしないでください。
現在OT協会 国試検討委員会の委員長は、なんと医療専の遠藤浩之教頭先生なんです!!

そして、村岡と山崎副会長(OT1期)も検討委員として委員会に出席しています。

えっ? 不安ですか?

大丈夫です!!

受験生のため、必死で国試を検討しています。

ちなみに山田先生も委員のメンバーです。

ちょっと安心したって?

この時の遠藤先生は本当にカッコ良いですよ!!

証拠写真

東海地区を代表する経験豊富な先生方(計11名)とともに2日間缶詰状態で議論し、白熱した委員会となりました。

学生にとって不利にならないようにという想いだけで、1問1問、じっくり時間をかけて検討してきました。


この場面こそ学生に見てもらいたいと常々思います。


国試対策講義の際にOT学科の皆さんもお世話になった澤先生(OT協会養成教育部部長)より、本委員会での検討事項が無事に厚労省へ提出されましたとの報告がありました。


新卒のみんなに春が訪れることを心から祈っています。

「あなたの知らない世界」でした。村岡