釜石市でのボランティア

今日から岩手県でのボランティア活動が開始されました。

日本赤十字社をはじめ、様々な地域から医療関係者が集結しています。


OT協会から派遣された3名は、岩手県作業療法士会の菅原OTR指示のもと活動します。


最初に菅原OTRより投げかけられた言葉はとても重いものでした。


「この活動は対象者に満足してもらえれば良しとするものではない。釜石市の今後において介護負担の総和を増やさない事が僕らの使命です」


この言葉をもらって、私がこの地に来た意味をはっきりと認識する事ができました。


そして私は釜石市にある福祉避難所を担当しました。


福祉避難所は介護を要する方々が入所されており、一般の避難所では行えない給食サービス入浴介助などの機能を有しています。

入所者は全部で14名。


うちOT対象者は7名でした。


震災前は杖歩行が可能だったのに、避難所生活によって車いす対象なってしまわれた方などを担当させていただきました。


私が災害ボランティアとして、このようにOT業務を行えるのも、釜石市医師会/保健師岩手県OT士会 この3者が連帯したシステムだからこそです。



明日は津波被害の大きかった大槌町の避難所を回る予定です。


それでは。